特集 : 乳がん研究

乳がん研究に有用な抗体を紹介します。

乳がん研究に有用な抗体を紹介します。

背景

乳癌は、女性の中で最も罹患数の多い癌の種類です。医学の進歩によって、死亡率は減少させることができましたが、依然として毎年多くの女性が乳癌を発症しています(1)。

HER2/ErbB2 : 乳癌の診断マーカーとして研究

HER2 / ErbB2 (ヒト上皮成長因子) は、癌細胞増殖に影響するタンパク質であり、乳癌および卵巣癌を含む多数の癌において過剰発現していることが報告されています。 HER2は、乳癌の治療のための標的マーカーとして研究されています (2) (3)。

HER2/ErbB2抗体 (品番 : 51105-1-AP、1:50希釈) を使用して、パラフィン包埋したヒト乳癌組織の免疫組織化学染色を行った (40×)

関連抗体

抗体名 カタログ番号 抗体タイプ
HER2/ErbB2 18299-1-AP ウサギポリクローナル
HER2/ErbB2 51105-1-AP ウサギポリクローナル

PAX8: 乳癌増殖を促進する因子

PAX8は、ぺーアドボックス(PAX : paired box)ファミリーのメンバーであり、腫瘍形成に関与します。最近の研究では、PAX8は、乳癌細胞増殖および腫瘍進行における重要な調節的役割を果たすことが示されています (4) (5).

関連抗体

抗体名 カタログ番号 抗体タイプ
PAX8 10336-1-AP ウサギポリクローナル
PAX8 60145-4-IG マウスモノクローナル
PAX8-Specific 66073-1-IG マウスモノクローナル
Pan-PAX 21383-1-AP ウサギポリクローナル

ESR/ER

エストロゲン受容体(ESR/ER : estrogen receptor)は、いくつかのドメインから構成される、リガンド依存的に活性化される転写因子です。ホルモン結合、DNA結合、および転写活性化に重要な役割を果たしています。ESR/ERの発現と変異は、一般的な乳癌の特徴です(6) (7).

ER 抗体 (品番 :21244-1-AP、1:25希釈) を使用して、パラフィン包埋したヒト乳癌組織の免疫組織化学染色を行った (40×)。抗原賦活化方法 : 加熱処理 Tris-EDTA buffer (pH6.0)。

関連抗体

抗体名 カタログ番号 抗体タイプ
ESR/ER 21244-1-AP ウサギポリクローナル

その他の乳癌関連抗体

抗体名 カタログ番号 抗体タイプ
ADAM12 14139-1-AP ウサギポリクローナル
COL1A2 14695-1-AP ウサギポリクローナル
FKBPL 10060-1-AP ウサギポリクローナル
MMP-1 10371-2-AP ウサギポリクローナル
PALLD 10853-1-AP ウサギポリクローナル
PR 25871-1-AP ウサギポリクローナル
PR 66300-1-IG マウスモノクローナル

参考文献

(1) Eifel P, et al. J. Natl Cancer Inst, 2001; 93: 979–989.

(2) Flavia F, et al. BMC Cancer, 2013; 19: 13: 81.

(3) Lu Y, et al. Oncotarget, 2016; Mar 16.

(4) Zhong X, et al. BMP Rep, 2011; 44: 595–600.

(5) Xia X, et al. Onc Letters, 2015; 29: 1501–06.

(6) Nadji M, et al. Am J Clin Path, 2005; 123: 21–7.

(7) Rhodes A, et al. J Clin Pathol, 2000; 53: 688–96.

Featured Products

Posted:
12 June, 2017

Share:


Back
to top