プロテインテックはドイツにおける拠点を移転・集約し、新オフィスとラボのスペースを3倍に拡張しました。

プロテインテックグループ(本社:米国イリノイ州ローズモント、以下「プロテインテック」)は、ドイツの最先端の新施設開設をお知らせします。


ドイツ、ミュンヘン・マルティンスリート/プラネグ—2024年3月20日

「抗体とライフサイエンスソリューションのベンチマーク」—プロテインテックは、ドイツのミュンヘン・マルティンスリート地区における拠点の新規研究施設兼事業所への移転をお知らせします。新しい施設には、研究開発、製造、物流、管理部門を集約し、収容スペースを以前の3倍以上に拡張しました。

2020年、プロテインテックは、インキュベータIZB(ミュンヘン・マルティンスリート地区)に拠点を置き、VHH(別名:Nanobody®)試薬の開発・製造販売を専門とするChromoTek GmbH(以下「クロモテック」)を買収しました。プロテインテックはクロモテックの親会社となりクロモテックを段階的に統合したことによって、ドイツのミュンヘン・マルティンスリート地区で製造販売されるVHH製品の新たな販売市場および販路を確立しました。この度移転・集約したマルティンスリート地区の新拠点は、欧州連合(EU)で販売されるすべてのプロテインテック製品の中心的な物流拠点としても機能します。

プロテインテックのドイツ支社のサイトマネージャーであるRainer Gebhart氏は次のように述べています。「ドイツ支社では、従業員のパフォーマンス向上とイノベーション創生の実現に向けて、最先端の職場環境を提供しています。将来にわたって成功を収め続けるために最適な環境は最も重要な資本です。」さらに、Gebhart氏は説明します。「この度の移転は、顧客を重視するという当社の事業方針を推し進める取り組みの一環です。メンバーを拡充したドイツミュンヘン・マルティンスリート地区のチームと、姉妹拠点である英国マンチェスターの支社との連携により、欧州の顧客の皆様により良いサービスを提供し、市場シェアをさらに拡大することができるでしょう。」

プロテインテックのCEOであるJason Li博士は次のように述べています。「Nanobody®とも呼ばれるVHH技術には絶大な将来性があり、私たちはその第一線に身を置くことに喜びを感じています。プロテインテックは三大州(北アメリカ州、アジア州、ヨーロッパ州)の主要拠点(米国シカゴ、中国武漢、ドイツマルティンスリート)に研究開発拠点および製造施設を構えています。この3拠点はいずれも昨年に拡張を遂げたばかりの施設です。各拠点間の協働により、私たちは革新的な新製品を市場にお届けすることができるでしょう。」

本プレスリリースは、Business Wireでご覧いただけます(URL:https://www.businesswire.com/news/home/20240320643097/en/Proteintech-Germany-triples-its-space-with-a-new-office-and-laboratory

マルティンスリート/プラネグのプロテインテックの新オフィス

マルティンスリート/プラネグのプロテインテックの新オフィス

Proteintech Group Inc.(プロテインテックグループ)について

2001年設立のプロテインテックグループは、抗体、タンパク質、VHH試薬(別名:Nanobody®)、および免疫アッセイ製品を手掛けるリーディングカンパニーです。自社製造体制のもと、ヒトタンパク質全体の3分の2のターゲットを網羅する独自の製品群を製造および販売しています。プロテインテックの抗体と免疫アッセイ製品は、これまでに様々な研究分野の論文で20万回以上の引用回数を誇り、その高い特異性が裏付けられています。近年ではヒト細胞発現システムを用いた高い生物学的活性を示すサイトカインと増殖因子を『HumanKine®(ヒューマンカイン)』製品として取り扱っています。プロテインテックは、ISO 13485およびISO 9001の認証を取得し、HumanKine® シリーズのサイトカインや増殖因子、その他の組換えタンパク質をcGMP グレード製品としても提供しています。

本件に関するお問い合わせ先:

Katie Bellows(米国本社の担当者)

katie@ptglab.com
312-455-8498