cGMP準拠ラボ施設新設のお知らせ

プロテインテックは新たにcGMP準拠ラボ施設を開設しました。

プロテインテックの組換えタンパク質製品である『HumanKine®(ヒューマンカイン)』を製造するためのcGMP(Current Good Manufacturing Practice)基準を満たす最新のラボ施設が、プロテインテックグループが本社を置く米国イリノイ州ローズモントに新たに完成しました。新施設は、ヒト細胞由来の増殖因子およびサイトカイン製品の『HumanKine®(ヒューマンカイン)』を製薬業界向けにcGMPグレード製品として製造および増産することを目的に開設され、プロテインテックは、Bradley Stephensローズモント市長、Roger Minale理事、Steve Price理事を迎えてオープニングセレモニーを執り行いました。

「現在は医学の全盛期にあります。人類は歴史上で初めて、抗体とT細胞によるがん免疫療法、さらには幹細胞を用いた組織再生の新しい世界へと扉を開きました。」

「cGMP施設を開設することで、この分野に携わる研究者や医療関係者の皆様と共に新しい世界を切り拓いていくことをプロテインテック一同楽しみにしています。」
(プロテインテックグループCEO Jason Li博士)

ヒト細胞由来であり「正真正銘」のヒトタンパク質である、プロテインテックのHumanKine®組換えタンパク質は、現在需要が高まりつつある、細胞治療の研究開発およびスケールアップ製造に求められる、適切な生物活性および安全性のニーズを満たす製品です。最新施設は、製薬業界のcGMP基準に適合するタンパク質製品の製造に必要な米国規制当局の要件に適合するように設計されています。cGMP準拠ラボ施設は、将来的に診断キットに使用される抗体や医薬品に使用される抗体の開発等への利用拡大も計画されています。

HumanKine Active Cytokines and Growth Factors

Business Wireにプレスリリースが掲載されました(掲載日:2019年6月24日)。

Proteintech's new HumanKine GMP grade Laboratory opening ceremony
cGMP準拠ラボ施設オープニングセレモニーより(左からプロテインテックCOO Jeff Lee氏、Roger Minale理事、プロテインテックCEO Jason Li博士、Bradley Stephensローズモント市長、Steve Price理事)
Proteintech's new HumanKine GMP grade laboratory
プロテインテックのcGMP準拠ラボ施設(米国イリノイ州ローズモント)